校長先生からのメッセージ(11月)

保護者の皆さまにおかれましては、今週の個人面談にお越しいただきありがとうございました。今年度は、コロナ禍で休校が続きましたが、10月までの前半のお子様の成長について、分かち合うことができ感謝しております。

今年度は、さまざまな学校行事が中止となり、春に行っている1年生歓迎ピクニックもできないままとなっていました。例年ですと、歓迎ピクニックで1年生の紹介をして、ファミリー行動をしていましたが、今年度はファミリー活動もできず、異学年との交流もなかなかできないまま時間が過ぎていきました。そのような中、9月30日に、今年度初めての行事といってもいいピクニックに行ってきました。場所は学校からさほど遠くない、こども自然公園。とても広い公園で、ファミリー毎に行動し、楽しい一日を過ごしました。

また、10月に入ってから八王子教会牧師の堀圭佑先生によって、祈祷週をもっていただきました。5月に予定していた祈祷週は、休校中で行えませんでしたので、今回行うことができて感謝でした。いつもは全員がチャペルに集まってお話を聞きますが、密を避けて各教室で聞きました。各学年の特別讃美歌もできませんでしたので、事前に録画した6年生のトーンチャイムや5,6年生有志によるトランペット演奏などの賛美をしてもらいました。「光の子として歩みなさい」という総題で5日間お話を聞くことができ恵まれた一週間を過ごすことができました。

さて、亀甲山教会では、毎安息日に保護者クラスを開催しています。子育てのこと、聖書や教育について、保護者の皆様と分かち合う時間となっています。10月第2週は横浜三育小学校を卒業した4名(現在高校1年生、大学1年生 各2名)によってプログラムが持たれました。小学校当時のことで、好きだった教科、好きだった場所、これをやっておけばよかったことなど、それぞれがその理由と併せて答えてくれました。聞いていて、私が心を打たれたのは、「三育教育をひとことで表すとしたら」という質問に対する4人の回答でした。一生の友達を得ることができる少人数制であること、自分の生きる指針、価値観の土台となっている神様の存在を教えてくれたこと、中学、高校と進んで、人との距離感をうまく保つことができる術が身に付いたこと等が答えでした。しっかりと自分の思いを話してくれた成長した彼らを見て、6年間の小学校の環境がいかに大切な時期なのか、彼らにとって横浜三育小学校が大きな安心の中で過ごした場所であり、人生で本当に大切なことを学ぶことができた学校であったことを嬉しく思いました。

まもなく11月に入ります。引き続き、感染症の予防対策を講じ教育活動を行ってまいります。学校ではクリスマス会に向けた練習が始まっています。ご家庭での練習もあるかと思いますがご協力のほど、よろしくお願いいたします。

<学校通信 2020年度 第8号>

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