校長先生からのメッセージ

2023/07/21

校長室

「夏」

「夏」と聞くと、なぜか子どもたちはウキウキし始めます。大人はというと、内心ウキウキの気持ちをグッと押し殺して、暑さに茹だりながらも仕事をする毎日でしょうか。長期休暇で家にいる子どもたちを案じながらも。

学校では、夏は振り返りの時でもあります。4月に進級、新入学して、夏休み前まで約4か月。当たり前かもしれませんが、この間に、いくつも新しいことを学習し、またそれらを基に新しいステップの学習にチャレンジしてきました。この間を振り返り、足りない部分を補い、練習不足の部分をスキルアップして、次の学習に繋ぐこと。そのためにも振り返りをすることが大切になってくるのです。

日本の学校で行われる学習の特徴としてあげられるものに、スパイラル方式というものがあります。同じ領域の事柄を、学年に応じて何度も繰り返しながら、少しずつ難易度が高まり、単純な内容から発展させた内容へと深まっていく方式です。ですから振り返りが有効になってくるのです。

ひと昔前までは3学期制の学校が普通でしたので、このタイミング(夏)で通知表が渡され、通知表を見ることで必然と振り返りを促すという状況がありました。本校もそうですが、近ごろは2学期制の学校も珍しくなくなり、通知表をこの時期に渡されないことも増えてきているようです。

先日は、個人面談が行われ、お忙しい中、お時間を作ってくださって、今学期の学校での様子を情報交換することができたのではないかと思います。

振り返りに際して、皆さんはどのようなポイントに注目されますか。

人間の脳には、ネガティブなことに注視しやすい機能(ネガティブバイアス)が備わっています。たとえポジティブなことがあったとしても、ネガティブばかりを気にしてしまいやすい仕組みなのです。

成長したところを認めてもらうと、人は、新たな課題にぶつかっても、「成長の機会」としてプラスに捉えることができるようになると言われています。

このようなわけで、子どもたちが自分自身で自分を幸せにできること、それがほかの人たちを幸せにするためには必要なのです。この幸せな状態を維持していくことが特に大切なのです。

振り返りの時、夏を、賢く利用したいものです。目標を目指して。

「神がキリスト・イエスによって上へ召して、お与えになる賞を得るために、目標を目指してひたすら走ることです。」フィリピの信徒への手紙3章14節

子どもたちの夏休みの間の生活の上に、神様の守りとお恵みが豊かにありますように祈ります。

校長 野口秀昭

(写真は公文の進級証書とおすすめ百冊修了の証書とプレゼントの授与式の様子です。)

   

   

 

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